ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

本とか

サッカーの見方は1日で変えられる:木崎伸也

なぜなら、「決定力がないからゴールが入らない」とか「集中力が欠けたから失点した」と言っても、何も説明していないに等しいからだ。わかったつもりになっていると、本当に大切な本質を見失ってしまう。 - (「はじめに」より) サッカーの見方は1日で変え…

GIANT KILLING:ツジトモ、綱本将也

村越 「チームを第一に、そのために自らだって犠牲にしてきた。 自分のことしか考えなかったあんたに、俺の気持ちが分かるか? キャプテンとしてやるべきことはやってきた。この十年間、俺は自分の全てを ETU にかけてきたんだ。」 達海 「うん、だからキャ…

哲学論集:ハイエク

多くの人々が「社会正義」を固く信じている。この語句が何を意味しているのか、本当は自分も知らないのだということに気づいたあとでさえそうなのである。 - (哲学論集 (ハイエク全集 第2期) > 第1部 理性と設計の幻想 > 3 先祖帰りとしての社会正義) 哲学論…

中国って国は。

中国史は、ふしぎなところがある。後代のほうが文化の均一性が高くなるのは当然であるとして、知的好奇心が衰弱することである。後漢の末ごろからいわゆるアジア的停頓がはじまり、その停頓が、驚嘆すべきことに、近代までのながい歴史のなかに居座りつづけ…

三国志(第九巻):宮城谷昌光

…どれほど諸葛亮に同情的に観ても、魏延をつかわなかったことは誤謬であった。魏延に長安を急襲させれば、おそらく魏は皇帝以下が周章狼狽したであろう。たとえそこまでの敢行を命じなくても、先鋒は魏延にすべきであった。それもしなかったとなると、諸葛亮…

オシム 勝つ日本

あなた方はここに書かれているすべてを信じてはいけない。 なぜならば人生もサッカーも常に変わりつつあるからだ。 - (オシム 勝つ日本) これは、「オシム 勝つ日本」の帯に書かれていた言葉ですが、 こういう世界に対する認識の仕方って大好き。 オシム …

ハゲタカ:真山仁

会社を守るための最大の防御策は、一流の経営陣が企業価値を上げる努力を怠らないということに尽きます - ハゲタカ2(下) (講談社文庫) 結局この一言に尽きる。 今回は、NHKで再放送されていたドラマに触発されて購入しました。 小説「ハゲタカ」を全部で4冊…

ヘーゲル・大人のなりかた :西 研

社会革命の夢は潰えた。個の充実を求める時代である。 しかし、人間は生きていく上で、何らかのかたちで共同体に関わらざるを得ない。 いま思想が課題とすべきは、個人的な悩みや生きかたを共同体の在りかたと共に考える新たな視点である。 自由と共同性にこ…

世界が指摘する岡田ジャパンの決定的戦術ミス〜イタリア人監督5人が日本代表の7試合を徹底分析〜

ちょっと前に読んだ本で今手元に無いんだけど、 遠大な構想も、何が基本となるかを見極めて段階的に処理していけば良い、という話(指摘)が書いてある本。 記憶に残っているのが、 守備の基本(セオリー) と 段階的守備 という2つの言葉。 そして守備戦術…

オシム本三昧(3冊+1)

最近読んだ本。 とりあえず、 「オシム本」だから という理由で 「オシムの伝言」 「オシム 勝つ日本」 「考えよ!」 を購入。最近読んでるのはサッカー本ばっかりだな。 あ、あと読んでたのは診療報酬改定関連の資料か(笑)。 オシムの伝言作者: 千田善出…

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神:M.ヴェーバー

子どもの頃から、「将来何になりたいの?」ときかれるのが苦痛でした。 プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫)作者: マックスヴェーバー,大塚久雄出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1989/01/17メディア: 文庫購入: 19人 クリック: 289回こ…

史記6 列伝二

史記〈6〉―列伝〈2〉 (ちくま学芸文庫)作者: 司馬遷,小竹文夫,小竹武夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1995/06/01メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る一番読みたかったのは「韓信」。 他にも盧綰、黥布についても読めるし、「…

69 sixtynine :村上龍

実は昨年、紛失してしまったので買い直していた本。69 sixty nine (文春文庫)作者: 村上龍出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/08/01メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 60回この商品を含むブログ (38件) を見る 久しぶりに書棚から引っ張り出しました。 …

史記4 世家(下)

史記〈4〉―世家〈下〉 (ちくま学芸文庫)作者: 司馬遷,小竹文夫,小竹武夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1995/10/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る昨年末に読んだ本。 一番読みたかったのは「蕭何」。 他にも曹参、張良、陳平、周勃につ…

ものがたり史記:陳舜臣

ものがたり 史記 (中公文庫)作者: 陳舜臣出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/10/01メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る 陳舜臣さんが、司馬遷の史記を題材にした短編集。 史記からいくつかの話をピックアップしながら話…

史記 列伝1

売れている話題の新刊本もあれば、10年以上読まれている本もあります。 100年経っても内容に新鮮さを感じさせる書物もあれば、1千年、さらには2千年以上もの間読み継がれ、語り継がれている書物もあります。 司馬遷の「史記」も、2千年以上前に書かれた書…

連休中は三国志の読書

読書家どうしの話は、それですむ。 (宮城谷昌光:三国志 第八巻) 結局連休中は、ひたすら飲んで食って寝て、三国志の読書。 仕事のことも勉強のことも全く考えませんでした。 (以下、ネタばれあり) 連休初日にまず手に取ったのは発売されたばかりの宮城…

曹操:歩みて夏門を出ずる行(うた)

宮城谷昌光さんの三国志第8巻が発売されたようです。 早速注文してしまいました。そろそろ魏王・曹操の死ですね。三国志 第八巻作者: 宮城谷昌光出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/09/15メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (…

第2回かごんま読書会に参加(フォトリ9)

mixiのコミュ、九州でフォトリーディング!で「第2回かごんま読書会」というイベントが行われ、この度私も初めて参加させていただきました。 なんと私の中でmixiが機能したのは今回が初めて。 鹿児島でフォトリーディングの仲間に出会えるというのはありがた…

起きていることはすべて正しい (フォトリ2)

フォトリーディング2冊目は勝間さんの本。起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術作者: 勝間和代出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2008/11/29メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 194回この商品を含むブログ (233件) を見…

フォトリーディング集中講座を受講してきました。

先日の土日に福岡に遠征してフォトリーディング集中講座を受講してきました。 講師は萩原京二先生。 フォトリーディングについては、ラーニングソリューションズ社のサイトや、 を読んでいただければわかるかと思います。 勝間さんの本でも有名になりました…

今年の私のテーマは「老子」、そして「ぶれない」

年明けから「老子」を読んでいます。 以前から興味があったのですが、この度、文庫本を購入。 これを今年のテーマとして、ゆっくり、、、 と思っていたのですが、伊藤塾・伊藤真塾長の年頭の塾長雑感が素敵だったので、拝借させていただきます。 時代に抗う…

9月に読んだ本

今月読んだのはこれ。北斗の拳 1 (集英社文庫(コミック版))作者:原 哲夫発売日: 1997/05/16メディア: 文庫文庫版で全15巻。少年時代にジャンプで読んでいたものの、実はストーリをよく覚えていなかったので、この度改めて読んでみました。 わかったのは、ラ…

5月に読んだ本:宮城谷「三国志」

結局5月は、宮城谷昌光さんの三国志を全巻(現在第6巻まで刊行)購入して読んでしまう。 ひたすら、この6冊だけ。 それにしても、昔から三国志が好きで、三国志の知識はそこそこ持っているつもりだったんだけど、後漢王朝についてはほとんど知らなかったんだ…

4月に読んだ本

5月は依然として診療報酬改定への対応が続いています。 それにしても診療報酬改定への対応で疲れた4月。 それでも月初めには、「よ〜し投資をするぞ!」と思っていました。投資信託にだまされるな! Q&A―投信の疑問・解決編作者:竹川 美奈子発売日: 2007/12/0…

三国志の読書は連環の計

昔から気に入った本を何度も読んでしまう性質です。 中でも陳舜臣さんの三国志物がお気に入りで、 秘本三国志 (1) (文春文庫 (150‐6)) 、 諸葛孔明〈上〉 (中公文庫) 、 曹操〈上〉―魏の曹一族 (中公文庫) などのシリーズを年に1回は必ず読み返してしまいま…

いいなあ、篤姫

NHKの大河ドラマ「篤姫」にハマっています。 鹿児島に由来する話だから、余計に興味深いというのは確かなのですが、 ドラマとしても大変面白い。 グッと涙を堪えながらの演技には、ジーンとくるシーンも多い。 やはり、役者さんがしっかりしているということ…

昨年末から2月までに読んだ本18冊くらい

読んだ本を記録に残しておこうという私的目的で。 ビジネス系 あなたの会社の上司に(笑)。内側から見た富士通「成果主義」の崩壊 (ペーパーバックス)作者: 城繁幸出版社/メーカー: 光文社発売日: 2004/07/23メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 261回この…

勉強法の本を読む。〜やはり速読か?

無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法作者:勝間 和代発売日: 2007/04/05メディア: 単行本(ソフトカバー)ネットサーフィンの途中で目に入り、うっかり購入。 本の内容はAmazonで確認してもらえればわかると思うのですが、あとがきにもあるとおり、著者…