ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

2013-01-01から1年間の記事一覧

今年読んだ本 | 宮城谷昌光さんの作品

今年はホントに宮城谷昌光の本ばかり読んでいました。全部で21冊。それぞれ2回以上は読みました。 同じ本を何度も読むのが私の読書スタイルで、三国志は全12巻をもう一度読み直しました(笑)。 その他、ビジネス系の本などを数冊。あ、あとジャイアントキリ…

ORCA導入に向けて画策中

さっぱり日記の更新が滞っておりますが、相変わらずFileMakerと戯れている日々です。 今年の私の業務の主眼は、うちの病院のレセコンをORCAに乗り換える、ってことで、年頭から少しずつ話しを進めておりました。で、いよいよ来月から本格的な乗り換え作業に…

抜き書き〜宮城谷昌光 三国志 第十一巻

抜き書き第十一巻。 司馬懿の時代。そして魏呉蜀が崩壊していく過程。 もうすぐ第十二巻が刊行され(2013年9月)、その巻をもってついに完結する。 訒艾は農業について識らねばならない立場にいたが、土と地形についてみずから学んだ。それゆえ高い山や大き…

抜き書き〜宮城谷昌光 三国志 第十巻

抜き書き第十巻。 この巻で諸葛亮は陣没。 満寵 満寵が軍事におけるもろもろを体感したのは、曹操のもとにあったときであろう。曹操の目のつけどころ、洞察のしかた、予見などを満寵は観得しようとしたにちがいない。すなわち満寵はただ曹操に使われていたの…

抜き書き〜宮城谷昌光 三国志 第九巻

抜き書き第九巻。 曹操、劉備亡き後の巻です。 これが手遅れであろうとなかろうと、しなければならぬことを間髪を入れずにするというのが司馬懿である。(宮城谷昌光 三国志 第九巻 「孟達」 63p) 孫子は、兵(戦い)とは詭道である、といった。詭道とは、…

抜き書き〜宮城谷昌光 三国志 第八巻

抜き書き第八巻。 この巻で曹操も劉備も世を去る。(追記。第七巻の抜書エントリーが抜けていることに気が付きました。) 劉備 曹操軍とは戦うが、曹操とは戦わない。劉備の進退にはそういう意思があるとしかおもわれない。劉備の謎のひとつである。(宮城谷…

抜き書き〜宮城谷昌光 三国志 第六巻

抜き書き第六巻。 諸葛亮が登場する巻です。 曹操 曹操は歴史から教訓を抽きだしつづけた者であり、その勤勉さによって活用された者はすくなくあるまい。いわば、曹操には文化力がある。文化は精神の光源となりうる。その明るさにひきよせられた人は多いであ…

抜き書き〜宮城谷昌光 三国志 第五巻

抜き書き第五巻。孫策が台頭し、袁紹が没落する巻。 孫策 とはいえ、功労者を上位に置くだけの人事は、安定した政体のなかでは、よいかもしれないが、政権が動態の上にあるときは、主導者は明確に未来を描ききって、適材適所をこころがけねばならない。要す…

抜き書き〜宮城谷昌光 三国志 第四巻

抜き書き第四巻。曹操が台頭してくる巻。 君子は固(もと)より窮(きゅう)す。小人窮すれば斯(ここ)に濫(みだ)る。(『論語』)と孔子はいったが、窮地に追い込まれても乱れなかった荀攸こそ、正真正銘の君子といってよい。肝胆の鍛え方が尋常ではない…

抜き書き〜宮城谷昌光 三国志 第三巻

抜き書き第三巻。ようやく三国志の序章から本編へ、といった巻。 ーーあの拙劣な指揮にもかかわらず、凱旋将軍のようではないか。 と、張温をますます侮蔑した陶謙は、百官がそろった祝勝会がおこなわれたとき、 「酒をついでまわれ」 と、張温にいわれて、 …

抜き書き〜宮城谷昌光 三国志 第二巻

今回は第二巻からの抜き書き。 この巻では、「老子」と「玄徳」についての考察が印象深い。 権力は国家と体制の安定から生ずる。そのしくみが時に対応する機能をそなえていないかぎ り、時の推移と王朝とはずれを産む。同時に、安定は時のながれに添わない安…

抜き書き〜宮城谷昌光 三国志 第一巻

何度も読み返している宮城谷さんの三国志からの抜き書き。 過去にも何度か取り上げているのですが、自分のためのメモです。まずは第一巻。 三国志 第一巻作者: 宮城谷昌光出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/10/13メディア: 単行本この商品を含むブログ …

職場での FileMaker 普及活動

※リンク貼り直しなど、一部修正(2017年8月) FileMaker の初心者に最適なガイドブック 例えば職場で FileMaker のまったくの初心者を対象にそのイロハを伝え、興味を持ってもらい、そして使い手を増やしていきたい、と思っているわけです。そのうち、ちょっ…

面で支える

一点突破で局面を打開する技術は確かに必要なんだけど、確保した成果や橋頭堡を面で支える視点を持たないと、突出した拠点はやがて孤立し摩滅せざるを得ない。ましてや毎回一点突破を繰り返すだけではどうしようもない。 それはサッカーや野球を考えてみても…

Googleリーダー終了に伴う私の迷走

PC

それにしてもこの数週間、かなり右往左往しておりました。 私の結論からいうと、代替手段としては feedly と livedoorReader の2本立てでいくことにしました。 (しかし、livedoorメール終了なんて発表もあって、早速先行き不安にもなっちゃたわけですが。)…

現代語訳 般若心経:玄侑宗久

色不異空 空不異色 (しきふーいーくー くーふーいーしき) 色即是空 空即是色 (しきそくぜーくー くーそくぜーしき) 私が20歳くらいの頃に読んだりした哲学の本は、ほとんどが西洋由来のもので(法律だってそうだ)、その後30歳を過ぎて「老子」を読むよ…

うっかり仕事の依頼をされちゃう日。

週のはじめに風邪を引きました。 私本人としては「インフルエンザに違いない、Bが流行ってるし」と思い込み、職場の感染対策に則って5日ほど休める、それもいいなホホホホホ、と思っていたのに検査結果はマイナス。 そうなるといったん緩んだ仕事へのやる気…

中国古典の言行録:宮城谷昌光

宮城谷昌光さんが書いたビジネス本というかエッセイ集。 宮城谷さんの文章から「ドラッカー」とか出てくるのは意外というか新鮮。 中国古典の言行録 (文春文庫)作者: 宮城谷昌光出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1996/10/01メディア: 文庫 クリック: 2回こ…

うちの在庫管理の今昔

うちの中央材料室のお姉さまの在庫管理能力は神がかり的なのです。 淡々と適切に在庫数を調整しているため、その仕事ぶりは、ほとんど表面化しないのです。感染症が蔓延する季節になっても、マスクや手袋やエプロンの在庫でそれほど慌てることもない。 主要…

よる11時からのEテレ

今年最初の更新なので、まずは、明けましておめでとうございます。もう7日だけど。 さて突然ですが、よる11時となるとNHKのEテレが面白い。 「知らないってワクワク」というキャッチフレーズも素敵です。 NHKオンライン|Eテレ好奇心ラボ via kwout よる11時…