本とか
紹介していただいて読んだ本です。 "医療現場の課題から、テクノロジーを用いた解決に取り組む医師30人とのインタビュー(第3章)"などが掲載されています。 医療4.0 (第4次産業革命時代の医療)作者: 加藤浩晃出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2018/06/23…
今年読んだ本の中で特に印象に残った本です。 ワノフスキーは、スサノオを火山の巨大な噴火として解釈しています。ものすごい噴煙が空を覆い、太陽を隠してしまうほどの噴火を目撃した古代人の記憶がアマテラスの「岩戸隠れ」の神話の根幹にあるというのです…
全巻をハードカバーで持っている書籍を、改めてKindleで買い直している大村です。 合本 三国志【文春e-Books】作者: 宮城谷昌光出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/04/24メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る だって、【Kindle本 最大50%ポイン…
今年読んだ本のなかでも、印象に残っている本だったので今年のうちにメモ。 戦後経済史作者: 野口悠紀雄出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2015/05/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 内容としては、日本の経済は戦時体制下で作ら…
「先ず隗より始めよ」 これは、郭隗による有名な言葉なのですが、この言葉に招き寄せられた人物の中に楽毅がいたとは、恥ずかしながら今まで知りもしませんでした。 楽毅(一) (新潮文庫)作者: 宮城谷昌光出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/03/28メディ…
今年はホントに宮城谷昌光の本ばかり読んでいました。全部で21冊。それぞれ2回以上は読みました。 同じ本を何度も読むのが私の読書スタイルで、三国志は全12巻をもう一度読み直しました(笑)。 その他、ビジネス系の本などを数冊。あ、あとジャイアントキリ…
抜き書き第十一巻。 司馬懿の時代。そして魏呉蜀が崩壊していく過程。 もうすぐ第十二巻が刊行され(2013年9月)、その巻をもってついに完結する。 訒艾は農業について識らねばならない立場にいたが、土と地形についてみずから学んだ。それゆえ高い山や大き…
抜き書き第十巻。 この巻で諸葛亮は陣没。 満寵 満寵が軍事におけるもろもろを体感したのは、曹操のもとにあったときであろう。曹操の目のつけどころ、洞察のしかた、予見などを満寵は観得しようとしたにちがいない。すなわち満寵はただ曹操に使われていたの…
抜き書き第九巻。 曹操、劉備亡き後の巻です。 これが手遅れであろうとなかろうと、しなければならぬことを間髪を入れずにするというのが司馬懿である。(宮城谷昌光 三国志 第九巻 「孟達」 63p) 孫子は、兵(戦い)とは詭道である、といった。詭道とは、…
抜き書き第八巻。 この巻で曹操も劉備も世を去る。(追記。第七巻の抜書エントリーが抜けていることに気が付きました。) 劉備 曹操軍とは戦うが、曹操とは戦わない。劉備の進退にはそういう意思があるとしかおもわれない。劉備の謎のひとつである。(宮城谷…
抜き書き第六巻。 諸葛亮が登場する巻です。 曹操 曹操は歴史から教訓を抽きだしつづけた者であり、その勤勉さによって活用された者はすくなくあるまい。いわば、曹操には文化力がある。文化は精神の光源となりうる。その明るさにひきよせられた人は多いであ…
抜き書き第五巻。孫策が台頭し、袁紹が没落する巻。 孫策 とはいえ、功労者を上位に置くだけの人事は、安定した政体のなかでは、よいかもしれないが、政権が動態の上にあるときは、主導者は明確に未来を描ききって、適材適所をこころがけねばならない。要す…
抜き書き第四巻。曹操が台頭してくる巻。 君子は固(もと)より窮(きゅう)す。小人窮すれば斯(ここ)に濫(みだ)る。(『論語』)と孔子はいったが、窮地に追い込まれても乱れなかった荀攸こそ、正真正銘の君子といってよい。肝胆の鍛え方が尋常ではない…
抜き書き第三巻。ようやく三国志の序章から本編へ、といった巻。 ーーあの拙劣な指揮にもかかわらず、凱旋将軍のようではないか。 と、張温をますます侮蔑した陶謙は、百官がそろった祝勝会がおこなわれたとき、 「酒をついでまわれ」 と、張温にいわれて、 …
今回は第二巻からの抜き書き。 この巻では、「老子」と「玄徳」についての考察が印象深い。 権力は国家と体制の安定から生ずる。そのしくみが時に対応する機能をそなえていないかぎ り、時の推移と王朝とはずれを産む。同時に、安定は時のながれに添わない安…
何度も読み返している宮城谷さんの三国志からの抜き書き。 過去にも何度か取り上げているのですが、自分のためのメモです。まずは第一巻。 三国志 第一巻作者: 宮城谷昌光出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/10/13メディア: 単行本この商品を含むブログ …
色不異空 空不異色 (しきふーいーくー くーふーいーしき) 色即是空 空即是色 (しきそくぜーくー くーそくぜーしき) 私が20歳くらいの頃に読んだりした哲学の本は、ほとんどが西洋由来のもので(法律だってそうだ)、その後30歳を過ぎて「老子」を読むよ…
宮城谷昌光さんが書いたビジネス本というかエッセイ集。 宮城谷さんの文章から「ドラッカー」とか出てくるのは意外というか新鮮。 中国古典の言行録 (文春文庫)作者: 宮城谷昌光出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1996/10/01メディア: 文庫 クリック: 2回こ…
とうとう11巻。時に西暦250年くらいの頃。 この巻で描かれているのは晩年を迎えた孫権と呉の混乱、そして司馬懿のクーデーター。 各国が内紛にあけくれる、そんな時期であり、ひたすら政争の日々が描かれる。 これは三国鼎立による膠着状態によって大規模な…
少しは体系的に勉強してみなければ、と思いマンガだったので買ってみた本。 アンケートなどの結果を元に、度数分布表、平均、中央値、標準偏差、基準値、偏差値、正規分布…、と一通りわかりやすい解説があり、最後の章は「付録 Excelで計算してみよう!」と…
年に1回は読み返してしまう本です。 秘本三国志〈1〉 (中公文庫)作者: 陳舜臣出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/03/01メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (4件) を見る 「三国志演義」を知っていてこそ楽しめる本だとは思うのですが…
デットマール・クラマー 日本サッカー改革論作者: 中条一雄出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社発売日: 2008/08/07メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 7回この商品を含むブログ (6件) を見る 日本サッカーが1968年メキシコ五輪で銅メダルを…
それにしても著者の孫権に対する評価は辛い。 おかげで私、すっかり孫権が嫌いになりました(笑)。 三国志〈第10巻〉作者: 宮城谷昌光出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/09/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見るrakuten:neowing-r:105…
中国大陸が三国志時代の頃、わが日本は弥生時代でありました。 孔明の死の五年後、倭の邪馬台国女王卑弥呼の使者が魏に至った。魏の景初三年(二三九)のことで、この年に明帝曹叡は死んだ。 - (「諸葛孔明(下巻)」悲風多し) 諸葛孔明〈上〉 (中公文庫)…
オ辰婆さんはシブトイ婆さんである。あと二、三日の生命だと私が引導を渡してから、もう半月にもなるのに、まだ死なない。 - (婆ッぱ) 医者ともあろうものが… (集英社文庫 112-B)作者: 見川鯛山出版社/メーカー: 集英社発売日: 1981/03/25メディア: 文庫こ…
昨年話題になった本ですが、メモ。 あなたが私の教え子の大半と似ているならば、人間はみずから選んでもいない道徳的絆に縛られているという考えを嫌悪するかもしれないし、信じないかもしれない。そのせいで、愛国心、連帯、共同責任などの要求をはねつける…
先日から木下雄一朗さんの「FileMaker データベース開発テクニック」を読んでおります。 現在も読んでいる最中なのですが、その中で初めて変数の使い方が理解できました。 これまでグローバルフィールドを使って云々しておりましたが、いやいや、変数という…
前回のエントリーは、故・金谷治さんの「老子」 (講談社学術文庫)から引用させていただいたのですが、実は初めて読んだ老荘はマンガ版でした。 老荘以外にも、この「マンガ中国の思想シリーズ」は面白いですよ〜。 「道の道とすべきは、常の道にあらず」(原…
自分が仕事をするうえで範としたい言葉があります。 要約すると、「作為を感じさせたら負け」、という意味の言葉だと解釈しているのですけど、ちょっと違うかな? あるいは、「全てを未然に処理する」と解釈。 難(かた)きをその易(やす)きに図(はか)り…
サッカープロフェッショナル超観戦術作者: 川本梅花,林雅人出版社/メーカー: カンゼン発売日: 2010/10/13メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (9件) を見るサッカープロフェッショナル超観戦術 プロ基準で見るゲー…