ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

面で支える


一点突破で局面を打開する技術は確かに必要なんだけど、確保した成果や橋頭堡を面で支える視点を持たないと、突出した拠点はやがて孤立し摩滅せざるを得ない。ましてや毎回一点突破を繰り返すだけではどうしようもない。


それはサッカーや野球を考えてみてもよくわかる。


サイドを突破すると同時にサポートする選手やゴール前に詰める動きが必要になるし、一人のランナーを送ってつないでホームに返すのが打線の働き。攻撃もそうだし守備だってもちろんそうだ。


点をしっかりと線でつないで連動させる。
点を増やすだけではだめで、それが連動して面としての広がりで支えられなきゃ持続させるのは難しい。


戦場なら先陣が拠点を確保したら素早く本陣を進めるか後詰を置いてしっかりささえる。
投資なら一局面で得た利益を素早く確定させて安定資産に振り分けたり次の投資先を策定する。
日々の仕事だって同様に考えることができるのではないか。


点をしっかりと線でつないで連動させる。
たとえばそれは、リレーショナルデータベースにおけるリレーションもそうかもしれない。
個々の知識の関係性を明確に意識化することで個々への理解も深まり、そこではじめて分散と集中が可能になる。
バラバラなものはいつまでたってもバラバラである。


連動させることこそがマネージメントじゃなかろうか。