会社を守るための最大の防御策は、一流の経営陣が企業価値を上げる努力を怠らないということに尽きます
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結局この一言に尽きる。
今回は、NHKで再放送されていたドラマに触発されて購入しました。
小説「ハゲタカ」を全部で4冊。
久々に小説を読んだなー。しかも経済小説は初めて。
ストーリーとしては、ハゲタカファンド・外資という現代版黒船が、企業買収を通じて旧来の日本の企業や銀行が抱えている問題点を浮き彫りにしていく、という内容。
ドラマでの「腐った日本を買い叩く!」というシーンが象徴的です。
ちなみに、テレビ版のドラマと原作とは、違うお話だったのですね。
小説での鷲津政彦、そしてそのスタッフの能力、さらに諜報能力や権謀術策はちょっと凄いよなー、と思わなくもありません。
でも、面白かった。
なんといっても主役が悪役でカッコいいんだな。
甘ったれた情緒よりも明確な論理。
結局私は曹操タイプの主役が好きってことだな。
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