ちょっと前に読んだ本で今手元に無いんだけど、
遠大な構想も、何が基本となるかを見極めて段階的に処理していけば良い、という話(指摘)が書いてある本。
記憶に残っているのが、
- 守備の基本(セオリー) と
- 段階的守備
という2つの言葉。
そして守備戦術のセオリーが守られていないために不必要な動きを余儀なくされ、結果として攻撃時のスタミナ切れにつながってしまう、だから得点力が上がらない、という指摘。
「なぜ不必要に突っ掛けるんだ?」という指摘も面白い。
まず気をつけなければならないことは、ボールを持った相手にしっかりついて攻撃を遅らせ、味方の守備体系が整うための時間を稼ぐということであり、性急な飛び込みは傷口を広げるだけで守備になっていない、というわけだ。
基本をしっかり身につける、そして段階的に処理する。
これらのことは、サッカー以外の分野でも当てはまることだと思う。
世界が指摘する岡田ジャパンの決定的戦術ミス〜イタリア人監督5人が日本代表の7試合を徹底分析〜 (COSMO BOOKS)
- 作者: 宮崎隆司
- 出版社/メーカー: コスミック出版
- 発売日: 2010/02/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 10人 クリック: 238回
- この商品を含むブログ (23件) を見る