宮城谷昌光さんの三国志第8巻が発売されたようです。
早速注文してしまいました。そろそろ魏王・曹操の死ですね。
- 作者: 宮城谷昌光
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/09/15
- メディア: 単行本
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ついつい試験後に「曹操」を読んでしまいました。
とりあえず試験も終わったし、そうなるとやっぱり三国志を読みたくなってしまい、
本棚から陳舜臣さんの「曹操」を引っ張り出してしまいました。
読むのはもう何回目だろうか。。。
やはり私は好きなんですよ、曹操が。
この小説にも載っている曹操の歌を、そのまま引用してみます。
神の如き亀は寿(いのちながし)と雖(いえど)も
なお竟(おわ)る時有り
のぼる蛇は霧に乗れど
終には土灰と為る
老いたる驥(うま)は櫪(うまや)に伏すとも
志は千里に在り
烈士は暮年にも
壮心已(とど)めあえず
盈(なが)きと縮(みじか)きの期(さだめ)は
但だ天にのみに在らず
怡(よろこび)を養い福に之(ゆ)けば
永き年を得べきなり
幸は甚しく至れる哉
歌いて以って志を詠まん
有名なのは、
「老いたる驥(うま)は櫪(うまや)に伏すとも 志は千里に在り」
(千里を行く名馬は老いて厩に伏せっていても、志はなお千里のかなたにある)
の部分でしょうか。
やはりカッコいい。
「学び続ける人」
として描かれる曹操は、やっぱりカッコいい人物です。
官渡の戦いが曹操45歳の頃、赤壁の戦いが曹操53歳の頃。
まさに学び続ける人は老いない。
ヤバイなあ。
また三国志読書の連環の計にハマりそうです。