ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

飲み屋のバイトで学んだことは多い

揚げ物をしている間に、まな板を拭く。
炒めものが出来上がるたびに、フライパンを洗う。
狭い厨房だけど、その都度片付けることでスペースを確保。
つまり調理が終わる都度、厨房の中はキレイにリセットされてる。


これは学生の頃にバイトしていた飲み屋のマスターの仕事をみて学んだことで、今でも自分が仕事をする際の参考にしています。


ほかにも、お肉や麺を一食ごとにラップでくるんだり、冷蔵庫の中には下ごしらえした野菜や特性ソースなどが、取り出しやすいように整然と並べられていたり。


私はウエイター役だったんだけど、不器用な私は一度に大量のお皿やジョッキを運べなかったので(危なっかしい)、少ない量を何度も持ち運びすることで対応していました。片付けたお皿は、溜まらないうちに洗うようにしてました。これも現在の仕事の進め方と変わらないかもしれない。


作業を細かな要素に分ける。
純化した要素を確実に繰り返す。
いつでも使いやすいように、うまいこと格納する。
汎用性の高い、特製ソースを用意する。
デスクトップは常に空にして作業スペースを確保。


心がけとしては変わらない。心がけとしては。


食事付きのバイトで、お昼はランチもしていたから食事面ではとても助かったし、マスターにはずいぶんとかわいがってもらったし、お店が終わってからマスターと一緒に飲み、いろんなことを語り、たくさんのことを教えてもらいました。


もう20年前の話だ。マスターを観て、「40歳って若いもんだな」と20歳の頃の私は思った。
そうか、私もあの頃のマスターと同じ年齢になったのか。絶対にマスターの方がカッコいいぞ。


来週あたり、久しぶりに会いに行こうと思っています。