ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

核になってくるれる人を探そう。

んど

自作のソリューションを院内に導入して、もう3年半になります。
最近、我ながら改めて気がついたのは、
初歩的なレクチャーや普及活動に精を出すなんていう段階は、とっくの昔に終わっている。
ということ。
ある程度私の手を離れて、それぞれの業務で勝手に使ってくれているというわけです。
それどころか日々の入力なんかに関しては、実は
作った私の方が入力するのが下手だ。
という厳然たる事実があり、ややもすると、
実務作業という点では、あいつ(私)はアテにならない。
と現場には思われているみたい。現場のほうが仕事がわかってますから。
実に喜ばしいことであります。

あの人(私)はアテにならないから。

私がアテにならない、という噂は様々な方面から耳にすることができます。
例えば、先日、実際にあった話です。
ケアプランの作成管理作業(私がFileMakerで作ったやつ)を引き継ぐということで、その担当者同士が話をしていたのですが、

Aさん : わからないことがあったらkei(私)さんに聞けばいいんじゃないの?
Bさん : ダメダメ。あの人は実際の入力の仕方なんか憶えてないから。


いやいや、ど〜ですか。全くアテにされていないのがよくわかります。


また先日は、介護職の方に頼まれて、ちょっとした物品管理用のシステムを組んであげたときのことです。
その際、介護職の若い女から声をかけていただいたところ、

若い女 : こっち(介護職)で管理できるようにシステムを組んでもらわないと、keiさんがやってたんじゃ間に合わないからね〜。


実に話が早い。それでこそスムーズにシステムを導入できるというもの。
というか、私は簡単な入力作業すら任せてもらえなかったりするのです。

後は勝手に現場がリード

これだけアテにされていない、いや、話が早いというのは、その業務や部署にキーパーソンがいてくれるから ということに他なりません。核になる人がいると話が早い。


私の場合は、こういったキーパーソンに直接アプローチします。
または、どうやってキーパーソンを見つけるかが大切、ということが言えるかもしれません。


システムを納品する際も最近は、
「とりあえず作ったので、後は触ってみてね〜」
って大概それだけ。
後はキーパーソンが勝手に業務に浸透させてくれます。
最近は私がアレコレ使い方をレクチャーする機会も少なくなってきました。


ちなみにキーパーソンがいない部署は、、、ちょっと大変です。
分かってない人が統括しちゃってる業務は、、、システム化することすら困難ですけど。