ソーシャルワーカー用の相談記録、業務記録用のシステム完成。
といってもプロトタイプ、いや、永遠のベータ版ということにしておこう。
内容自体は、いたって単純ではある。
だったら、さっさと作れ、と言われるのだろうけど。
基本構造としては、テーブルが4つ。
- 相談者基本情報
- 相談履歴
- 他部署への連絡履歴
- 近隣施設との問い合わせ履歴
基本的なリレーションとしては、
- 「相談者基本情報」 があり、ここから
- 「相談履歴」
- 「他部署への連絡履歴」 の2つへリレーションが組まれています。
ついでに、「ラベル」(タグとかキーワードと名付けてもよかったのですが)も付けられるようにしてみました。
それから、これらと「近隣施設情報」のデータベースも連動しています。
この「近隣施設情報」には、近隣の医療・福祉施設を200箇所以上登録してあります。
2年前に作った代物なのですが、これまで他のシステムから孤立して、日の目を見ることがなかった代物。
孤立させた私も悪いのだが、日々の業務と連動されることが無かったわけです。
システムは、日々利用され、他の情報と連動しなければ、なかなか活性化されず、登録されたデータの鮮度も保てません。
例えば、事務部が事務的に近隣施設一覧を表にしてストックしても、「情報更新」という作業が「別個」の作業として増えてしまうだけ。
この点、ソーシャルワーカーは外部との接触も多いわけで、通常業務のルーチンの中に「情報更新」作業を埋め込むことができるはず。
他施設の空床状況の情報収集なども含めて、大いに有効活用して頂きたい。
というわけで、「近隣施設情報」のデータ管轄もソーシャルワーカーに一任。
使える人、頭の回る人にガンガン参画して頂きたい。