ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

週報をシンプルな羅列データにしました

中央材料室の在庫管理システムもFileMakerで作っているんですが、
稼動して2年の間に作業報告書の形式もずいぶん変わってきました。


当初、日報として紙に印刷することを前提としていたので、毎日数枚の紙を消費するのももったいないし面倒だからと思い、
ある程度出庫数入庫数を集計してその結果を印刷するような感じになりました。
詳細はデータベースでいつでも検索できるし、といった感じで。


その後、日報から週報に変更し、その際も、小さな字でデータを羅列して印刷しても見難いし枚数も多くなるからと考え、
週単位での集計パターンを考えリレーションを組み関数を仕込んで、1週あたり裏表1枚の紙に印刷してすませるようになりました。


これによって1週あたりの材料別の総出庫数や総出庫金額、仕入金額が1枚の紙に集計されて確認できるようになったのですが。


でも、これだと「集計数」はわかるんだけど、たとえば何月何日に何病棟へ何を何個出庫したかは確認できない。
もちろんデータベースを検索すればしっかり確認できるんだけど。紙のスペースという問題もあるし。
集計が自動でできるようになったんだから贅沢な悩みでもあるんだけど、逆に本末転倒な話でもある。


で、結局小さな字でひねりのない羅列データを印刷することにしました。
集計は集計フィールドで簡単に表示するような感じで。


熱心に仕込んだ集計のためのリレーションは過去の遺物となりました。


結論としては、集計なんていつでもできるんだから、日々の報告書は羅列データでいいや、ってとこです。
それから思考方法まで紙に拘束されてるじゃん、てとこでしょうか。


日々の仕事なんだからシンプルに行きましょう。