ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

テキスト片手に眠気と闘っていた頃

FileMakerを触り始めた頃って、実は私、データベースのデの字も知らなかったのです。
それでも作れるようになってくるのが、FileMakerのいい点だと思うのですが、
さすがに最初の頃はあまりにもチンプンカンプンでした。


私が始めたときというのは、まだ「7」が発売されたばかりの頃で入門書も揃ってなくて、
(今思えば「7」から始められたのは幸運だったかもしれない)
数冊テキストを購入したけどちんぷんかんぷんでした。

とにかくフィールドやテーブルなどの基本用語がわからないしリレーションでルックアップとか全然要領がわからなかったのです。


そんな状態が、なんと2ヶ月ほど続きます。独学って辛いです。

最初の壁を突破

それからしばらくして、当時関東にいた友人からFileMakerのサイトに用意されているガイドブック5冊組みを教えてもらいました。
content.claris.com


この5冊組みが初心者の私には最適でした。さすがオフィシャルサイト。
これにより、ようやくひとつの壁が突破できた感じで、その後、知ったかぶりで職員名簿とかを作り始めました。


でもでも、いざ実践となると、どのようにフィールドを定義してどのようにテーブルを分けていくかも試行錯誤の状態で(最初は当たり前でのことなのですが、とにかく頭の中にイメージできない)、関数やスクリプトの使い方も、やっぱりわからない。

満を持して関東の友人の下へ

結局、FileMakerに詳しい友人の下に教えを請いに行ったのです。いざ、鹿児島から東京へ。自費で
この友人、私がパソコンを買ったときからの師匠でもある。


さっさと初めから教えてもらえば手っ取り早いといえば手っ取り早いのですが、そこは無駄なプライドです。
やっぱり出来る限りのことは自分でやろうと頑張ってみたわけです。
まー、あっさりと限界を迎えたわけですが。


で、友人が教えてくれたのは、グローバルフィールド と フィールド設定 のスクリプト
それから、「DayOfWeek ( 日付 )」関数で曜日を取得してその後の動作を指定する「If」スクリプト。主にこの3点。


ああ、このことで、どれだけ私の蒙が啓けたことでしょう。
この、「If」スクリプトの動きと、データをいったんグローバルフィールドに格納しフィールド設定スクリプトで貼り付けるというTipsには感動しました。



その後発売された、茂田カツノリさんの本

これらに一通り読破することで、ようやく開発への妄想を獲得することができたのです。