ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

FileMakerで重複するレコードを抽出する:その2

前回トライしてみたのが、リレーションシップを参照する計算フィールドを使用して、重複しているレコードを決定するという方法。


自動的に「重複」表示をしてくれるなんて便利だよな、と思っていました。


しかし、この計算フィールドを使って、数万件のレコードから「重複」という文字列を検索してみたところ、ものすごい時間がかかってしまいました。


理由は、上記の方法だとFileMakerの場合、


計算結果を保存したり索引を設定したりすることができないから


ということのようです。



(画像は「検索キーワード」という計算フィールドに索引を設定しようと試みたときに警告されたダイアログ)


FileMakerでは、索引が自動的に設定されることで2回目以降の検索が早くなる、ということらしい。
となると、後々検索で利用したいと思っているフィールドには上記のような方法は使わない方がよい、ということ。
逆に、リアルタイムで「重複」とかを自動表示したい場合には有効な方法といえます。
詳しいことはわかんないんだけど。(本家のヘルプとかはこちら。)


結局私は、スクリプトの「フィールド内容の全置換」を使って値を埋め込むという方法を採ることにしました。
それでも数万件のレコードに埋め込むとなると、なかなかの時間がかかってしまうのですが。