ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

看護必要度とHファイル

病院関係のマニアックなネタです。
いわゆる「Hファイル」に項目の追加があったので、機能追加したという話。


うちでは、いわゆる「看護必要度」の履歴を FileMaker で管理しています。
この看護必要度の情報を、指定された形式に加工して行政に提出します。通称「Hファイル」。
このデータ加工をFileMakerで行っています。


工程としては、Hファイル生成用のテーブルを作って、そこに看護必要度の履歴を流し込んで、それをタブ区切りのテキストファイルとしてエクスポートする、という流れです。うちは内科だけなので、それほど複雑に考えずに済むといえば済むし。


今回から外泊日も盛り込むことになったようです。
うちは FileMaker で外泊日も管理しているので、既存のデータと連動させるだけでございます。でへっ。


そもそも、看護必要度履歴の生成にあたっては、入退院履歴や病床稼働履歴とを土台にして生成しています。
そのことについては、ずいぶん前に書いたことがあります。

うちの病院での「看護必要度」の管理 その3 - ぺーぺーぷーぷーな日々


以下、自分のためのメモ。

これまでと共通部分は、そのまま使う。


ここに「ペイロード1」がくっつくだけ。

今回新たに生成したいのは、こういうレコード。


赤い字の部分が今回必要になる部分。

施設コード 病棟コード データ識別番号 退院年月日 入院年月日 実施年月日 コード バージョン 連番 ペイロード1
461111111 B2F 0000007263 00000000 20180630 20180701 TAR0010 20180401 0 0


ペイロード1のフィールドに、 0から5の数字を設定すればOK。


今回は、[フィールド内容の全置換]スクリプトを使って、[ペイロード1]フィールドに値を設定することにしました。
ExceuteSQL を使って、「外出外泊履歴」テーブルから情報を読み込んだりしています。
以下、その計算式なんですけど、2バイト文字ばっかりで、お恥ずかしい。

Case (

Hfile::入院日 = Hfile::退院日 ; 0

; Hfile::日付 = Hfile::退院日 ; 5

; ExecuteSQL (

"
SELECT COUNT (*)
FROM \"履歴 | 外出外泊\"
WHERE \"#FK_患者番号\" = ?
and \"flg | 減算\" = 1
and \"開始日\" < ?
and \"終了日\" > ?
"

; "" ; ""

; Hfile::#FK_患者番号
; Hfile::日付
; Hfile::日付 ) ; 4 //ExecuteSQL

; 0

)//case


こんな感じです。