ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

今更ながら、オートコンプリートが便利な件

オートコンプリート機能はやっぱり便利だ。
でも、なぜか今まで自分のSolutionに実装していなかったんですよねえ。
(以下、画像は FileMaker Advanced Ver.8.0 )

例えば処方箋の入力

今更オートコンプリートについて説明するのも何なんだけど、例えば、処方された薬剤名を入力していくときも、オートコンプリート機能を使えば、とりあえず「ア」とか入力するだけでズラズラ〜っとでてくることになります。


そのためには、オートコンプリートの元ネタを指定するわけですが、指定方法は

  • 入力済みの値を使用
  • 値一覧を使用

の2通り。
下図は入力済みの値を使用する際の設定画面。

(フィールド設定を選んで)

(オートコンプリートにチェックマークを入れる)


値一覧を使用する場合、例えば薬剤名とかの場合は、あらかじめ薬剤リストを作っておいてから、そのリストの薬剤名フィールドを利用して値一覧を作ってしまえばいい。

(「値一覧の編集」で「フィールドの値を使用」)


たぶん、初期の私は、上記の「フィールドの値を使用する値一覧」の作り方・利用方法に気付かずに、そのまま現在に至っていたのではないかと思われます。

入力済みの値を使用する場合

「入力済みの値を使用する」方法も、最近ケアプランに取り入れてみました。

上図は、「自宅」とだけ入力した場合に、入力済みの値(過去の履歴)からオートコンプリート候補が表示されている例。
上図の場合、入力するフィールドは、数行にわたってコメントを入力するタイプのフィールドなのですが、その場合は、フィールド内で改行するたびに新たにオートコンプリート機能が作動するようです。


ただし、多数の人間が利用・入力するシステムの場合だと、ちょっと鬱陶しいことになるかもしれません。
だから、こちらのタイプのオートコンプリート機能を、他のシステムにも実装していくことには、まだちょっと迷っております。
逆に言うと、早くから実装しておくべきだった、、、かもしれません。
変化に対応できない人って、結構いますからね。


ちなみに、うちのケアプランの場合、入力する人が一人しかいません。
だから、自分の履歴からオートコンプリートされても戸惑わないと思います。
実際便利なようですし。