3年に1回の厚労省からの「患者調査」がようやく終了。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2008/08/tp0821-1.html
やった経験のある人ならわかると思うんだけど、とにかく面倒くさい。
しかもその内容たるや、
レセプトを詳細に検討すればなんとかなるんじゃねーか
といったものにしか私には見えない。
こういう何かしらの調査のために、
- わざわざ別口で調査を依頼する とか、
- 嬉々として全員にアンケートを実施する とか、
人の事務作業を平気で増やしちゃうような思考回路を持つ連中を
こっちが調査したい くらいだ。
調査は初めに、各医療機関宛に数百枚の記入用紙が送られてくる。
だけど、いまどき数百人分の患者個表を手書きで記入するような前時代的なことには対応できないので、当然ながら厚労省のサイトから専用のExcelシートをダウンロードすることになる。
この時点で、最初に送られてくる数百枚の記入用紙は無駄となる。
で、ダウンロードしたExcelシートに向かうわけだけど、これがまた面倒くさい。
面倒くさい上に、こんなデータ形式で分析作業は大丈夫なのか、とこれまたいらぬ心配までしたくなるような構成だ。
このデータ形式に完全対応した医療情報システムなんてものは世の中には存在しないだろう、たぶん。
だって、効率悪いから。
てことは、やっぱりどこの医療機関でも
患者調査用の事務作業
が発生しちゃうだろう、ということになるんだろう。
おまけにマクロが仕込まれたこのExcelシートは、わざわざ
「Enterキーを押したらセルが横に移動する」 ように
Excelの基本設定を自動的に変更してくれる というおまけつきである。
今回はFileMakerを利用しながら毎日少しずつ処理した。とにかく小分けにチンタラと。
ちなみに、前回3年前にも担当した際のデータをPCで検索したんだけど、履歴を見る限り、FileMakerは利用しなかったようだ。
おお、3年前は、まだ私は業務レベルでFileMakerを利用できていなかったらしいことが判明。