ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

各病棟の評価票


今回の診療報酬改定では、面倒な事務処理が増えて、

を用いて患者の状態を測定しなければなりません。
これまでも医療療養病棟では、「医療区分・ADL区分に係る評価票」(毎日)がありました。


これらを各病棟で、毎日、あるいは週1回測定して記録するというわけですが、厚労省の様式をそのまま使うとなると患者1人に対して1日1枚ということになり、紙の量も膨大になるし毎日のチェック作業にも適しません。


直接毎日パソコンに入力というのもありなのですが、やはり病棟のスタッフ全員がパラパラと紙でめくってチェックできた方が便利でもあります。


というわけで、病棟でのチェック用に自分で様式を作りました。
まだ試作品ですが、紙の表1枚で患者1人の1ヶ月分です。
下の画像はFileMakerで作った様式をpngファイルで出力したものです。
この様式に患者名、生年月日などをFileMakerから直接はめ込んで印刷します。


画像出力に利用しているフリーソフトは「PDFCreater」。

様々な様式も画像にしてしまえば、FileMakerのレイアウト画面に貼り付けてそのまま差し込み印刷に使えるので便利です。


あとは、上記のチェックシートを元に私がFileMakerで入力していくわけですが、入力して履歴を取って集計して印刷するための仕組みは、これから作らなければなりません。


まぁ、これまで既に療養病棟での医療区分のチェックはFileMakerで管理してきたわけなので、単純にその転用だよなあ、とは思っているのですが。


やってみてから問題点に気づくのはいつものことで、とりあえず早くせねば。
ちなみに、他の病院さんは、どうやって毎日チェックするんだろう。
いい知恵があれば教えて欲しいくらいだけど、近所の病院のことすら知らないんだよな、これが。