ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

今更ながら、検索窓を作っておくと便利だな。

月始めというのは、当然のことながら前月分の集計作業というものが発生するんですが、今月から、いくつかの作業を自動化して作業画面も統合することにしました。
といって、特に難しい技術などいらない話だし、集計作業といっても私の場合は医事課のレセプト請求作業ほど面倒な話でも無いのですが。

画面の整理と統合


患者名入りの記録用紙や、在院患者が一覧印刷されているメモ用紙って、あるとやっぱり便利なようです。
これまでも、病棟でもボタンひとつで手軽に印刷できるように、いくつかの様式をセットしていたのですが、その画面をリニューアルして、印刷形式を増やしたり、エクセル出力もできるようにしてみました。(上の画像)
ちなみに、入院患者名の一覧に罫線を数本入れただけの印刷形式を用意してあるのですが、単純なメモ用紙として実に用途が広いようです。この単純メモ用紙の発案は、今はなき(退職した)ソーシャルワーカーで、それをさらに応用したのが、これまた今はなき(退職した)療養病棟の主任さんでした。誠に惜しい方をなくしたものです(笑)。


さらに、画面上部のボタンをクリックして、画面を切り替えれば、指定期間内における在院患者、入退院履歴、部屋移動・入棟退棟履歴、他科受診履歴、外泊外出履歴のリストアップと印刷が可能です。1ヶ所に様々な集計情報へのアクセスを集約したので、これで上司から、「○○の一覧が欲しいんだけど」と頼まれることも少なくなることでしょう。少なくなるはずです。

検索窓


それから今回、画面上部に「検索窓」を設置してみました(画面上の黒く囲まれた部分)。別に凝ったものでもなく、簡単に言うと、

  • 検索キーワード入力用に「グローバルフィールド」を用意しておいて、
  • その内容を「フィールド設定」スクリプトで飛ばしてから「検索実行」する

だけの話の単純なスクリプト。これまでは、「検索の際は検索モードに切り替えて、、、」とやっていたのですが、こういうものを設置しておくと、実に便利だなと今更ながら気が付きました。
最近、色々な画面に設置しています。

その他の集計作業

オムツ使用量の患者別集計、クリーニング代の患者別集計、それから医療区分の評価票の集計・印刷、病床稼働率・平均在院日数の算出なども含め、今月は1日で、自分が提出すべき集計作業が完了。
毎日入力しているんだから、翌日には集計完了という、ただそれだけの話なのですが。
とはいえ、これでまた、ひとつふたつと仕事が無くなったということです
まあ、それはそれで困るんですが(笑)。