ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

平均在院日数のキープのために

実は3月、うちの病院の平均在院日数が19日を超えそうになっててヒヤヒヤしました。
結果的にはクリアできたので外野ながらホッとしております。


平均在院日数の計算式は、下記の通り。

平均在院日数 = 直近3ヶ月間の在院患者延べ日数
          / (3ヶ月間の新入棟患者数+新退棟患者数) ÷ 2

計算が面倒なので私はFileMakerで毎日自動集計しています。普段は入退棟履歴を入力するだけ。作っておくと後が楽です。
平均在院日数をキープするためには、具体的に「今月、あと何件の入棟退棟が必要か」をリアルタイムに把握できる仕組みを作っておいた方がいい。

病院全体に「アラート」として告知

今回は、2月下旬の時点でなかなか改善が見られなかったため、さすがにヤバイなと感じて、「ここは僕がやらなきゃダメだな(笑)」と思ったので、自作の院内Solutionの起動画面にアラートとして「注意書き」を表示させていました。

  • 現在の平均在院日数
  • 現在の病床稼動数、稼働率
  • 今月中に必要な入棟退棟の件数、1日あたりの件数

といった情報を毎日更新して掲載していました。具体的なアドバイスを添えて。もちろん病院全体で閲覧されます。
(「平均在院日数を短縮する」ためには、早め早めに退院を促すことが基本であり、こういった数字を参照しながら患者さんの退院を促す、ということに違和感を感じられる方も大勢いらっしゃるとは思いますが、その点については、ここでは言及しません。)

ダイレクトに情報をキーマンに伝えて問題を解決しよう

今回の件で身にしみてわかったのは、
「結局うちの一般病棟の采配は一般病棟の師長が振るっているようだ」ということで、それなら
「一般病棟のことは直接一般病棟の師長と協議した方がいい」ということでした。
私、まわりくどい手法は好まない。
やっぱり日々の状況を把握している人と話した方が早いんですよねぇ。
今後は早め早めに師長と協議することにしよう。


問題が発生する前に未然にそれを処理する。
または、具体的なルーティンワークに落とし込む。


大騒ぎしているだけでは話にならないからね。