ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

患者状態像評価 その2

医療保険適用の療養病床における「患者状態像評価」のためのシステムを再構築中です。


うちの病院では現在、「病棟を再編成しよう」という話になっており、その話に追われてのシステム再構築です。
現在のシステムは、2年前に「患者状態像評価」制度が導入された際にFileMakerで構築したもので、初めて始まる制度を前に、試行錯誤しながら構築したものだけに、我ながら構成が拙く、この際作り直そうと思ったわけです。
「上」がそういった情報インフラの整備まで考慮して話し合ったかどうかは定かではない。


この手のシステムは、きっと市販もされているんだろうけど、少なくとも、うちの病院の医事システム(若しくは契約しているシステム会社)は病棟での管理業務(名前入りでチェックシーを打ち出したり、確認用の患者一覧表を打ち出したり)にまでは当然のごとく対応しておらず(まあ、電子カルテじゃないんだから当たり前かも知れんけど)、そうなると別個でシステムを購入したところで、名前や生年月日まで最初から入力する(若しくはデータを流し込む)ことになるわけだから、やっぱり自分で構築するに越したことはない。
まさに「うちの業務」に密着した形で、だ


お蔭様で、9割方は完成です。
集計作業の工程も見直し、簡略化することが出来ました。
デザインもすっきりした、、、と思う。


もともと構築してある「患者基本情報」や「入退院履歴」、「転棟履歴」などの基幹データベースとも、当然のことながらともばっちり連携です。


というか、ばっちり(複雑に?)連携しているために、一般公開不可能なシステムになっているんだけど。
それだけ、業務に密着しているということで。


ちなみに、私に仕事を依頼したいという人が現れた。
なーんて、かつての同僚からなんだけど。