ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

FIMを管理するシステム

リハビリテーション部からの依頼でFIMを管理するためのシステムを作りました。
FIMについてはこちらで。

http://www.akanekai.jp/index.html > http://www.akanekai.jp/FIM.htm


作りとしては自分のいつものパターンで、以前作った「看護必要度」や「回復期リハの日常生活機能評価」の管理パターンと同じです。

各病棟の評価票 - ぺーぺーぷーぷーな日々
うちの病院での「看護必要度」の管理 その1 - ぺーぺーぷーぷーな日々


やっぱり普段から入力している患者基本情報や入退院履歴情報が基礎となるわけで、今回もそれに乗っかる形です。

基本画面


画面の左側で現在の状態を入力して、その情報を履歴登録していきます。
同じ画面に当該患者さんの入退院履歴、そして画面右側の欄には同じ病棟に入棟中の患者さんがポータルで表示され、そこから「関連レコードへ移動」スクリプトで別の患者さんに飛ぶことができたりします。



テーブルとしては「現在の状態を入力するテーブル(仮登録)」と「履歴テーブル」があって、グローバルフィールドやループ、フィールド設定スクリプトを使って仮登録テーブルから履歴テーブルへ転記する作りです。

別窓で履歴の閲覧

履歴ボタンをクリックすると、履歴が別窓で開きます。



別窓で表示するスクリプトは、以前から蜷川晋さん作の「FMびゅーあたん」スクリプトなどを参考にさせていただいています。

http://web.sevensdoor.com/resources_browse.xsl?report=55

印刷画面

当然のことながら印刷レイアウトも用意してあります。



1枚の紙に当該患者さんの2回分の評価(入院時と退院時など)を表示・印刷することができます。
印刷したい履歴にはチェックマークを入れて選択します。
そのほか、もちろん患者さんの一覧表示や変更履歴の一覧表示もできます。


やっぱり今回も同じパターンで作ってしまったのでありました。