私の記憶装置には重大な欠陥があります。
それは、人の顔と名前をあっさりと忘れてしまうのです。
先日、とある美しい女性とばったり会ったのですが、その際、
女性 「あら、kei君だよね? ここで働いてるんだあ。」
と話しかけられたものの、情けないことに全くどなたか見当がつかず、私、つい、
私 「???。。。。 ど、どちら様でしょうか?」
こんな返答をしてしまう時点で既にアウトなんですが、さらに、
女性 「ああ、同級生の○○○○ですよ」
と名前を教えていただいたにもかかわらず、名前すら思い出せない始末で、実にいたたまれない時 が流れたのであります。
このような例は私にとって枚挙に暇がなく、以前とある居酒屋でばったりお会いした女性に同様な対応をしてしまったことがあり、これがまた実にまずいことに、その際の女性は、高校で3年間同じクラスだった女性 だった、ということもありました。
だからお前はいつまでたっても結婚はおろか彼女もできんのだよ。
と指摘されても返す言葉もございません。
しかし、こういった場合の対応策について、中央材料室のお姉さまより実に実践的なアドバイスをいただきました。
つまり、女性はお化粧をするようになると昔とは違った印象を受けることだってあるわけだから、そこをうまく切り返して、
「あらあ、美しくなられて全然わからなかったなー、あはははは。」
とやればいいんではないかというわけです。
しかし、名前すら忘れていた場合の対処法は、今のところ思い浮かびません。
ちなみに私は、
「綺麗ですね」とか「素敵ですね」とか「感動しました」などといった類の感想を述べても、
「嘘くさ〜〜。」
と言われてしまう性質であります。嗚呼。