39歳になってしまいました。
つまり来年は40歳というわけで、今年は30歳代最後の年です。当たり前か(笑)。
私の30歳代は病院の介護職員としてスタートしました。
20歳代を東京都内でアルバイトをしながら過ごした私にとって、30歳代はまずは食い扶持を得ることから考えなければなりませんでした。
しかし指宿に帰ってきてから就職活動をしてみたものの、私には何の職歴も資格もなかったわけで、なかなか採用してくれるところなどなく、それでもなんとか職にありつかねばとホームヘルパー2級をとり、ようやく正職員として採用してくれたのが今の病院というわけです。その意味ではとても感謝しています。
(ちなみに介護職として応募しても数箇所から断られたりしました。月給10万円そこらの求人に「この私が」応募していたにも関わらず不採用にするんだから、当時の採用担当者は実にもったいないことをしたと言わざるをえません(笑)。)
介護職、その後 FileMaker
初めて月給制、ボーナス付きという待遇を得た私は、介護職員として、療養病棟や通所リハで食事介助やトイレ介助やおむつ交換などの仕事をしておりましたが、生まれつき手先も体を使うことも不器用な私にとって、それはそれは実に大変でございました(笑)。それでも病院内の各部署の方々とやりとりしたり様々な業務を経験できたことは、後々おおいに役に立つことになります。
その後部署異動となり、その際与えられた仕事は「好きなことをやりなさい」という実に 途方に暮れるような ありがたい処遇をいただき、そこで1年余り雑事をこなしながら過ごしていたのですが、ひょんなことからめぐり合ったのが FileMaker というデータベースソフト。
決して意図的に FileMaker を選択したわけではなく、院内の某医師から「買ってみたんだけど使ってみませんか?」と貰い受けたという次第で、これがFileMakerを初めて手にした経緯。
それでも使い道がさっぱりわからなかったので、困った私は友人の @yoshisen 氏に問い合わせてみたところ、「FileMakerはいいよー」とのことで、ここからがようやく今の私の仕事と直接つながってきます。
FileMakerを使い始めた頃のことは、かつて当日記にも書いたことがあります。
ちなみに上記エントリーでも紹介している 初めての方にオススメ Guidebook は、FileMaker が初めての方にはホントにオススメです。
次の10年にむけて
というわけでこの10年は20歳代とはぜんぜん違う生き方になってしまったのですが、とにもかくにも、わたしはまだ「社会人」となってから10年足らずというわけです。嫁さん探しもようやくこれからだ(笑)。
しかしながら、やはり棒に振っちゃった20歳代の10年間は大きかったなと思いながら過ごした10年でもありました。
40歳代はどういう10年になるのか、多少の焦りとともに考えながら30歳代最後の1年を過ごしていこうと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。