サッカーの試合とは絶対にひとりでは成立しない。君たちの人生も同じじゃないか(集英社「オシムの言葉」木村元彦)
— オシムbot (@osim_bot) 2016年8月21日
先日、馬産地ツアー(「北海道馬産地見学ガイドツアー2016秋」開催 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所)に行って、つくづく思ったのですが、1頭の馬に本当に多くの人が携わるものなんですね。そして、そこで馬に携わる方々の情熱や愛情たるや、いろいろ解説をしていただきながら、ただただ感服いたしました。
競走馬に携わる職業を思い浮かべてみると、騎手、調教師、調教助手、厩務員、馬主、生産者、装蹄師、獣医師、育成に携わる人、輸送する人、エージェント、JRAや地方競馬の運営、等々、様々な職業の方々が携わるわけですが、さらには競走馬に脈々と流れる血統をみれば、300年以上にも渡って多くの情熱が幾重にも注がれてきているわけで、そこには本当に感動をおぼえます。
競馬を知らなかった頃、競馬をギャンブルとしてしか知らなかった頃は、これほど多くの人が1頭の馬に関わり、これほどいろんな職業が存在し、歴史が重なり、その市場は世界中に広がっているなんて思いもしませんでした。そもそもサラブレッドは海外から入ってきてるんだけどね。
ビジネスとしても奥深い。
ディープインパクトの種付け料なんて3000万円だっていうし。
値段の問題だけじゃないんだけど。
競走馬は、たくさんの人の思いをのせて走ってるわけです。
これはどんな分野でもそうなんだろうけど、たくさんの人の関わり合いの中で世の中は成り立っている。
どんな分野でもそうなんだろうけど、真摯に向き合うと面白くて奥深い世界があることを知ることができる。
競馬はホントにいろんな側面から楽しむことができるんだな。
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ふるさと納税の制度を利用して、馬のために寄付ができるようです。