曹操のお墓発見

「そうそう、そう言えばさあ」
と友人が騒々しく教えてくれたのですが、あの曹操のお墓が見付かったようですね。

陵墓は面積約７４０平方メートル。二つの墓室などがあり、鉄剣や水晶、石碑などの埋葬品が２００点以上出土した。曹操を示す「魏武王」と刻まれた銘文も含まれ、曹操の陵墓だと示す根拠の一つになったという。

http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009122701000388.html

「魏武王」との銘文が刻まれた石牌（せきはい）や装飾品の写真などを公開。

http://mainichi.jp/select/world/news/20091229k0000m030071000c.html

写真や記事を見ると、意外にも？　結構豪勢なお墓のような気がして、

これじゃあ、遺言と違うじゃん。

と思わないでもありませんが、
そうは言っても、埋葬する者だって、そうそう遺言をきっちり守るわけにもいかずに、早々に送葬しちゃったのかもしれませんし、「決して豪勢な墓ではない」という意見もある様子。

それにしても、

「魏武が使った戟」とか
「魏武の石枕」とか
「魏武」と書かれた物が出土しているみたいで、
それらを見ているうちに、

Give and Give and Give

な〜んて言葉が浮かんできて、今、私の頭の中は、まさしく曹操三昧です。

まるで土器を掘り起こしたら、「弥生式土器」って明記されてたぐらいに脳天直撃です。

ついでに、
注を付ける前の「孫子」とか
張松に馬鹿にされたけど、やっぱり捨てられなかった「孟徳新書」とか、
実はこっそり隠し持っていた「青嚢書」
とかまで出土しないかな〜、なんてことを想像しちゃって夜も眠れません。

な〜んて、ウソウソ。

ただ、遺骨まで掘り起こされちゃった猛徳さんの気持ちを思うと、ちょっとだけ、涙そうそう。

涙そうそう