今日から仕事始め。
とはいえ、元旦、2日と午前中だけは出勤してルーチンワークを片付けたりしていました。
病棟などは年がら年中稼動しているわけだし。
仕事が溜まってしまうと面倒だから、というのが最大の理由だけど、本来休んでもいいわけだから、おせっかいと言えなくもない。
そしてまた、早速正月から「こらまたセコイ仕事だね〜」なんてものに出くわしちゃって、下記の話を思い出してしました。
年の初めから。
別のある職場では、着任と同時に、先輩から「できるだけ仕事しないでください」と頼まれたこともある。
「おせっかいな人」の孤独 - 内田樹の研究室
「あなたがあまり働くと、私たちがまるで働いていないみたいに見えるから」
ほんとうである。
考えてみれば当然だが、「政治的に正しい」人たちは「よけいな仕事」をしたがらない。
「誰の責任でもない仕事」をさくさくと片付けたせいでシステムの不調が前景化しないと、彼らの「世の中間違っている」という主張が裏付けられないからである。
確かにそういう確固たる主張の基に仕事をしない人もいるんだろうけど、仕事ができない人というのは、昔からこういう考え方をしていて、仕事を囲い込むことでようやく職を得ていたりするわけで、そいうところをドンドン侵食してしまうと彼らのモチベーションが下がるばかりで全体の生産力を下げることにもなりかねない。
処を得さしめるということも大事なのではなかろうかと思うわけです。
というよりも、「おせっかい」と感じさせてしまう時点で負けなんだろう。
また、おせっかいすることで、本当の問題が解決されないまま解決させてしまうというのは、それはそれで問題だったりもしますよね。
うーむ。年の初めから何を書いておるんだか、私は。