ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

見渡せば、重厚長大で汎用性の低いファイルばかり


定年退職する人からの仕事の引継ぎのために、様々なファイルを自分のPCに移しかえました。
それらは主に物品管理や文書管理に関するファイルで、Excelで作られた沢山のリストが含まれているんですが、
これがまた、リストの作り方が根本的に間違っている。


早い話が、データベースにそのままインポートできるような状態ではないし、正規化なんてレベルでもない。
それでも全く無いよりはマシともいえるんだけど、やるならやるで、もうすこし勉強してくれよと言いたくもなる。


また、テキストエディタで書けばいいような文章が、無駄にExcelをワードのように駆使して書かれていたりするもんだから、これはもう、発狂しせずにはいられない。


この状況は、今回の件に限った話でもない。
かつて、職場内でExcelのリストやピボットテーブルの講習会を開いたりもしたんだけど、私の力及ばず、現在、業務でこれらを活用しているのは経理課の課長くらいのものだろう。
相変わらず重厚長大で汎用性の低いファイルが、長時間労働の成果として増産されている。


情報処理の話に付随して、2日前の記事なのですが、

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/jiten/20070816-OYT8T00222.htm
レセプトは、患者の名前や病名、受けた医療処置や処方された薬を記したものです。病気ごとの医療費などが細かく分かるため、「医療情報の宝庫」と言われます。
政府がレセプト情報に着目した理由の一つが、2008年度から策定される医療費適正化計画です。生活習慣病の患者や予備群、平均在院日数などの削減目標値を盛り込んだ計画を都道府県ごとに作るとともに、目標の達成状況を評価し、医療費が抑制されているかなどを調べます。
生活習慣病の場合、健康診査で予備群を探し出し、保健指導を行いますが、それらのデータだけでは、本当に医療費が抑制されているのかがわかりません。予備群のレセプト情報を収集し、糖尿病の通院状況を調べれば、医療費の減り具合などがわかるわけです。


やっぱり今までまともに活用されてこなかった、ということか。
レセプトの電子化が遅れているという事実が、一番の要因なのだろうけど。
確かに紙で提出されるレセプトでは。。。