ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

実務に即してリストを作らねば


昨日の記事の補足なのですが、実際のところ、1つの物品に5つの呼び名があっても、それは十分にありうる話だろうとは思うのです。


病棟での業務の際に、わざわざ長たらしい正式名称を用いるとは考えづらいし、また、請求書発行の際も、限られた枠内に簡潔なネーミングを考えた場合には、必ずしも正式名称を載せられない、ということもあるでしょう。


問題は、部署間での呼称の擦りあわせが行われていないことであり、また、物品リストを作成する際に、実務を全く無視したリストが作成されているということです。事実、その物品リストを閲覧しても、誰一人、どの商品のことだかわからなかったりする。まさに、病院機能評価受審のためのリスト作成でしかなかったと言えるでしょう。


逆に、この程度の物品リストで、何故、業務に支障を与えないのかということを考えた場合、つまるところこれは、この物品リストが、実務上何の役にも立っていないことの証左でもあります。(さらに言えば、物品リスト作成におけるフィールド定義が、あまりにもおそまつ。事務処理&情報処理能力の大幅な強化が望まれます。)


実務を無視した事務処理作業なんて、無駄どころか有害です。


そんな苛立ちを押さえつつ、今日はようやく、溜まっていた仕事に取りかかることができました。