ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

連休明けのスロースタート


連休が明け、まずはルーチンワークを片付けながら、さて何をやろうかと考える。


私、病院では「企画推進室」というところに所属していて、特別与えられた仕事というものは無い。
というわけで、ここ2年ほど、気の向くままにデータベースを構築している。


え? もしかして干されているのですか?


という話は、しばし置く。

ToDoリストを見ながら簡単なものから手をつけました。


私もGTDに触発された者で、独自のToDoリストをFileMakerで作っています。
それを開けば、嫌でも優先順位の高いものから目に入るのですが、
ただし、この順位は自分で勝手につけているので、その日の気分で順位が入れ替わりかねない。
それでいいのか、ToDoリスト、という話はさておき。

患者さんの誕生日一覧


今週手をつけたのは、病院長からの頼まれもので、
「入院中の患者さんの誕生日を、例えば『今月は誰が誕生日かな?』 というのがすぐにわかるようにして欲しい。」という依頼。


技術的に難しいわけではないのですが、「まぁ、ゆっくり作るか」と思い、ついつい1ヶ月が経ってしまいました。
療養病棟は長期入院の患者さんが多いので、そういう心配りも必要だなと思い、というよりも、さすがに雇用主からの依頼をこれ以上延期するわけにもいかないので、作っておきました。


作業内容としては、

  • 患者リストの生年月日から Month関数 で誕生月を切り出すフィールドを作り、そこからリレーションを張って、
  • リレーション先のテーブルに、誕生月と病棟名をラジオボタンでセットし、
  • あとはマッチする患者さんをポータル枠に表示する、

というものです。ああ、なんて下手くそな説明でしょう。

療養病棟のオムツ払出管理


それと、今月から療養病棟のオムツ払出の履歴もFileMakerで管理し始めたので、その手直し。
こちらは日々入力しながら構築していこうと思っているのですが、急に退院が決まった場合に備えて、集計・印刷の機能を設定。


このオムツ払出の管理は、これまで、

  • 介護職員が1か月分を1枚の紙に手書きで記録して、
  • 退院時や月末に、医事課がせっせと手集計

していたのですが、1ヶ月の間には入退院もあるし、オムツの種類も6種類くらいあるので、月末には紙に記録がテンコ盛りの状態。


それをFileMakerで、

  • A4の紙1枚にオムツ払出記録専用の名簿を印刷できるように作成し、
  • それを1日1枚印刷して記録を書き込み、毎日履歴を入力する、

という作業に切り替えました。


毎日入力なんて面倒くさい、と思われるかもしれませんが、療養病棟約50人の入院患者に対し、1日のオムツ払出は20〜30件。
これを入力するのに15分もあれば十分です。あとの集計はコンピュータにおまかせ。
「あれ〜? おととい3枚出したはずなのに?」なんてことがあっても、履歴がしっかりしていれば、すぐに修正可能です。
要は、1ヶ月単位の集計作業を、どうやって毎日のルーチンに落とし込むかです。

その他


実はこのほか、医療機能評価の認定更新のための作業が、日々の作業とは別に溜まっています。
それからソーシャルワーカーの相談記録管理(半年遅れ)、外来訪問看護の管理システム(2ヶ月遅れ)もつくらなくてはなりません。
ああ。