ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

連休中だけど仕事は溜めたくない

連休明けに仕事が溜まっているのはいやだ

というわけで、連休中にもかかわらず、午前中だけこっそり出勤。ボランティアです。
といっても病棟では多くの方が働いているし、結局、病院長にも見つかってしまった。
全然、こっそりではない。


そそくさと病棟を回って、

  • 各病棟の病棟日誌を入力し、
  • 医療療養病棟の医療区分のチェック表を確認して入力し、
  • 医療療養病棟のオムツ払出履歴を入力して、新たにチェック表を印刷し、
  • 一般病棟のサマリー管理システムの更新   までしてしまう。


といっても、たかだか3時間くらい。
基本的には休日だから、余計な邪魔が入らなくて仕事もはかどります。
しかも「自分のルーチンワークのみ」となると、ほとんどFileMakerで片付けているので、あまり時間はかからない。


これはこれで私、時間給労働者になった場合には、どうなってしまうんだろうと心配です。
でも、ホワイトカラーエグゼンプションは、来るなら来い!

実は昨日も出勤

今日(4日)は予め出勤する予定でいたのですが、実は昨日も、医療安全委員会の委員から呼び出されて出勤。
呼び出しの理由は、「ヒヤリハットの管理システムからデータをエクスポートできない。」というもの。


ちなみに、この委員は出勤日だったのだが、私はこの日もボランティアです。
それでも出かけてしまうのは、自宅から病院まで800メートルくらいしか離れていない、というのが大きい。

ヒヤリハットの集計・解析

早速、昨年度分のヒヤリハットデータをExcelにエクスポートしてピボットテーブルで集計・解析。
集計・解析といっても、劇的な原因因子の特定や傾向が得られるわけではない。
普通に考えれば「やっぱりそうだよね」というのがオチの、地味な作業である。
それがなぜか、パワーポイントを使った研究発表になると、派手になったりするのだが。


今回も、ヒヤリハット発生要因の第1位は「確認が不十分だった」
毎年、不動の1位である。次いで「観察が不十分だった」。
日本医療機能評価機構医療事故情報収集等事業でも同様の分析結果がでているようだ。


というよりも、だ。 この「確認が不十分だった」という項目は抹消してしまった方がいいのではないか。
だって、ヒヤリハットが発生した場合、ほとんどデフォルトで「確認不足」生じているはずで、
そうであるならば、なぜ「確認不足」に陥ってしまったかを考察すべきだし、報告書に記載すべきでしょう。


しかしながら、要因として「確認不足だった」しか記載されていない報告書は多いのである。
さらに、その後の対策として書かれている第一位が、「もっとしっかり確認するようにする」。
(ちなみに、コミュニケーションに対策を求めるのもよくあるパターンである。)


大々的に研修会や発表会で検討するのも結構だが、私としては、ヒヤリハットを入力する際に、
嫌でも原因分子を俯瞰できるような画面構成を考えていかないと、と思っています。


(実は、うちの病院、個々の職員が記入するヒヤリハット報告書は、まだ紙なんです。
 え? それもヒヤリハット発生の要因???)