ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

グラスワンダーに会ってきました。(北海道馬産地見学ガイドツアー)

久々の更新でございますが(苦笑)、先週、人生初の北海道に行ってまいりました。
幸運にも、馬産地見学ガイドツアーというものに参加できまして。まさに至福の3日間でした。


uma-furusato.com
uma-furusato.com



なかなか人気のあるツアーのようで、40名の募集枠に対して競争率は数倍というお話も。
私は今年初めて応募してみたのですが、当初は、7月下旬に「落選」の通知をいただきました。
まあ、そんなものか、仕事も大詰めの案件を抱えているし、また今度、と思っていたのですが8月中旬を過ぎた頃、「キャンセルが出たのですが、いかがですか」という突然のお電話。慌てて航空券や宿を手配しての参加となりました。ツアーに興味のある方は、粘り強く応募してみてください。毎年7月頃に募集があるようです。


3日間で17ヶ所もの牧場や施設を巡るという弾丸ツアーですが、馬産地も牧場見学も初めてという人にとってはありがたい内容。
そもそも見学は牧場の方の好意によるもので、個人で訪問しても必ずしもお目当ての馬に会えるわけではないわけで、この点、ツアーだと一頭一頭を展示していただけて、それも血統背景や競走成績なども解説していただけるものですから、過去のことも振り返りながら、現在の様子を間近でみつつ、いろんなことに思いを馳せることができました。


重賞勝馬、G1馬、クラシックホース、あの馬の母馬、あの馬の当歳馬。本当にたくさんの馬を観ることが感無量でした。

私のお目当てはグラスワンダー


たくさん写真も撮りましたが、後日、ガイドツアーのWebサイトにレポートが掲載されるようなので、私はグラスワンダーの画像だけアップしておきます。
ずっと会いたかったんですよね。グラスワンダー



目の前に登場したときには涙がこぼれそうになりました(笑)。
グラスワンダーもすでに21歳。人間で言えば初老。でも、夕日を浴びた栗毛の馬体はとてもきれいでした。きっとこの日の展示のために磨いてもらったんだろう(笑)。
いまや、スクリーンヒーロー、モーリスと孫の代まで活躍馬を輩出している名馬。


その名馬グラスワンダーさんなのですが、馬房の中では、ひたすら寝藁を食べてて顔を出してくれない。
でも厩務員さんがサービスで人参を出してくれて、ようやく顔をだしてくれました。



最後は隣のヴァーミリアンと一緒にお見送りしてもらいました。
そういえば、ヴァーミリアンエルコンドルパサー産駒。君も頑張ってエルコンドルパサーの血を伝えておくれ。



この翌日にはスペシャルウィークにも会えました。
1997年から1998年、私はあの頃から競馬を観るようになって、だから、今でも一番印象の強い世代です。
また会える日を楽しみに。


追記:その後、グラスワンダーさんは2016年の10月末にビッグレッドファームに移動
グラスワンダーを訪ねて~ビッグレッドファーム | 馬産地コラム | 競走馬のふるさと案内所