ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

第4回 J-SUMMITS 全国集会 in 岡山に行って来ました。


昨日(2012年12月8日)、久しぶりにJ-SUMMITSの催し物に参加させていただきました。


今回のテーマは「ユーザーメードは七転び八起き!〜 Don't be afraid of the ninth failure! 〜」
演題は

  1. 電子カルテファイルメーカーにおけるリアルタイム連携の構築
  2. 電子カルテFileMaker の蜜な機能
  3. 薬剤識別支援システムの開発と評価(第2弾)
  4. FileMaker Developer Conference 報告
  5. J-SUMMITS 総会及び活動報告
  6. パネルディスカッション 「ユーザーメードシステムにおける仕様書の存在意義」

といった内容。


詳細については私がここに書くよりも、J-SUMMITSメンバーの方々の Twitter を Togetter でまとめてもらった方がいいと思う(笑)。みなさん本当にリアルタイムにコメントを書き込んでいらっしゃるのが凄い。


私が覚えていることと言ったら、、、

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おお、電子カルテやオーダリングからCSVで吐き出してそれをFileMakerが取り込む、その取り込むためのFileMaker側のスクリプトは1分単位でループされてて、そんなにループ回しちゃってシステム的には大丈夫なの?という質問もあったんだけど、これが結構大丈夫だということで、動いちゃうんだFileMaker、スゲー。


へえー、電カルの情報をFileMakerに表示させちゃうこともできるんだ、それでFileMakerで所見やらサマリーを入力して今度はその内容を電カルに転記しちゃうこともできちゃうの、ひゃー、そうなるとどっちが電子カルテなのかどっちが基幹システムかわかんないくらいじゃない、というかやっぱりFileMakerは単なるデータベースエンジンじゃないのよねえ。


なんとまあ、iPadから簡単に薬剤が検索できて、それをわかりやすく表示配置してそのまま印刷できちゃうの、もう、うちの持参薬管理なんかもこんな感じにできたらピッピッピーのピューだわ、なんて思ってたら、え?J-SUMMITSメンバーにはそのうち無料で配布してくれるかも? それは凄い。会場内からも「これぞ医療現場におけるiPadキラーアプリ」との賞賛の声。これはもうJ-SUMMITSに参加してない医療関係者は損でしょ。


それにしてもY先生のプレゼンはうまい。スライドも綺麗だし、お話の方も面白くって面白くって笑ってしまいました。
J-SUMMITSの会計報告に関しましては異議はございません。


でもさー、仕様書書って面倒くさいのよ自分のためのソリューションだしさ−、と思ったけど自分のためにもガイドラインを設定すべきだしプロの開発者の仕様書作成のプロセスを見せていただくと、やっぱりキチンとした仕事のためには必要だしずっと続くためには何らかのかたちで履歴を残さにゃいかん、なるほどまずはテスト仕様書という名目で履歴をつくるか、あ、お菓子食べながらレビューする時間を週に1時間設けるのもいいな、なになに? Redmine という無料のツールがある? これはちょっと試してみようかしら。

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といった感じで楽しい時間を過ごさせていただきました。
やはり直接のやり取りの方が刺激にはなるんだよねと痛感した次第です。


ちなみにこの日、私は指宿から岡山まで日帰りの弾丸ツアー。
これができちゃうのよね、新幹線効果。
残念ながら最後はパネルディスカッションの前に会場を抜け出し、懇親会にも参加せずに帰宅したのでありました。


あ、医療情報技師のポイントもいただきました(笑)。
関係者の皆様、ありがとうございました。