ぺーぺーぷーぷーな日々

Claris FileMaker と戯れる日々です。

.NET Framework 3.5 と 4.5 の共存ができたので、FileMaker も使えるようになった件


意外とゴールデンウィークも働いております、大村です。


今回は、表題の件が解決したので、そのレポート。


うちの職場は、コニカミノルタ社のPACSビューワーを導入しているのですが、そのアプリが .NET Framework 3.5 を利用しています。一方で、FileMaker Pro 13 以降は、Windwos にインストールする際に .NET Framework 4.5 以上が必要になります。この 3.5 と 4.5 は、どちらかを入れるとどちらかが動かなくなるようで、これまでこの2つの共存方法がわからなかったために、コニカミノルタ社の PACSビューワー に FileMaker の最新版を相乗りさせる、ということができませんでした。


相乗りできれば端末も1台ですむってわけで、長年、どうにかならんもんかな〜と思っていたのですが、先日、改めてコニカミノルタ社の方に対応方法がないか問い合わせてみました。すると、

レジストリを.NET4.5系の対応についてはノータッチ デプロイメントという機能が .net framework 4.5系ではサポートされていないことが弊社PACSの起動を阻害する要因となっているようです。
クライアントPCにレジストリを追加することで対応可能となります。


という回答をいただきました。その後、早速対応をお願いしまして、おかげさまで10台のPACS端末に FileMaker Pro 14 の相乗りが成功。実に助かりました。ありがとうございます。


もし、同じような環境で困っている方がいらっしゃれば、ぜひ業者さんにお願いしてみてください。
レジストリをいじって万が一、ということがあるので、ここに対応方法を詳述するのは控えておきます。)